サピエンス全史(上・下) 文明の構造と人類の幸福  

サピエンス全史(上・下) 文明の構造と人類の幸福


初期の人類がどのように狩猟採集生活から発展し、
今日の社会や経済を組織したのかを読み解き、
新化と文明の歴史を幸福の視点から問い直した本。


【本書より】

仏教によれば、苦しみの根源は苦痛の感情でも、
悲しみの感情でもなければ、無意味さの感情でさえないという。
むしろ苦しみの真の根源は、束の間の感情をこのように果てしなく、
空しく求め続けることなのだ。
そして感情を追い求めれば、私たちはつねに緊張し、
混乱し、不満を抱くことになる。
この追及のせいで、心はけっして満たされることはない。
喜びを経験してるときにさえ、心は満足できない。
なぜなら心は、この感情がすぐに消えてしまうことを恐れると同時に、
この感情が持続し、強まることを渇愛するからだ。

感情の追及をやめると、心は緊張が解け、澄み渡り、満足する。
喜びや怒り、退屈、情欲など、
ありとあらゆる感情が現れては消えることを繰り返すが、
特定の感情を渇愛するのをやめさえすれば、
どんな感情もあるがままに受け容れられるようになる。
ああだったかもしれない、こうだったかもしれないなどという空想をやめて、
今この瞬間を生きることができるようになるのだ。



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